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Album : 零の指輪 -シフル・ハティム-

はいはいこんにちは。お名前をどうぞ。
ああ、僕はその宝石の魔神です。願いを叶えています。
願い事は三つだなんて そんなどこかのランプみたいな事は言いません。いくらでも、いつまでも。望むがままに叶えましょう。
願うのに必要なのは、その指輪を磨く事。
タダより怖い物は無いでしょ? ならば安心大丈夫。

心が欲しいなら、その暖かい臓を丸ごと
腑の底まで愛するなら、暖かなシチューにいたしましょう。
死ぬまで一緒に居たいなら。その骨で身体を貫きましょう。
世界が欲しいなら、一晩で世界そのものの模型を。力が欲しいなら……そうですね。周囲の暴力をその身に授けましょう。大丈夫傷は治します。
ほら、望む物はなんなりと。


ボクの望む対価をそろそろ教えましょう。
タダで願いが叶うのは怖いですよね。まさか指輪を磨くのが対価だと思ったんですか?
それはただの、僕の召喚方法です。では、対価。
「貴方の死に方をください」
貴方の望んだ物は何? 富。名声。力。領土。望まぬ心を無理矢理向けたその罪。
貴方にあるのは忠実な僕(わたし)と、その身に余る強大な力(ハリボテ)。
ほら。聞こえるでしょう?
貴方を討伐せんとするその声が。勇ましき者の足音が。
貴方に迫る剣戟が。
自殺? そんな無粋な事はいけません。傷ならすぐに塞がりますし、毒も無効化いたします。
勝手に死ぬなどそんな事許しはしません。

さあ、貴方は討伐対象。私はその忠実な傍観者。
貴方との時間は楽しかったですが、残念そろそろお仕舞いです。
ほら。あの女性(ひと)の骨で作った剣で貫かれる気分はいかがです?
死ぬまで一緒。その身に深々と受け入れる姿勢は素晴らしい。
だが。実に。嗚呼、実にあっけない最期。この場合はこういうものなのですね。
まだまだ僕は「死」を知らなくてはいけない。

さて。その剣で正義を振りかざし、この指輪を手にした貴方。
そう、貴方が僕の新しいご主人様。どうぞ名前を。
私は何でも叶えましょう。願い事は三つまでなんて、そんな事は言いません。
いくらでも、いつまでも。望むがままに叶えましょう。
願うのに必要なのは、その指輪を磨く事。

さあ。今度はどんな舞台を用意しましょうか。

アーティスト :As'257G

リリース日 :2015.02.13

ジャンル :ポップ

キャラクター :

収録楽曲

イラスト : As'257G

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