"0-9は何でもやれる自由なフィールドってのがとても楽しい"
"自分たちの音楽を分かってくれる人、聴いてくれている人が居る限り0-9は進化し続けます。"
生きるとは?哲学の歌詞と、心へ訴えかける迫力の音。
お互いを尊重し楽しみながら紡ぐ0-9の音楽スタイルに触れてみませんか。
こんにちは。プロフィールのご紹介をお願いいたします。
はじめましての人は始めまして。そうでない人はこんにちは。僕です。歌詞というよりは人生の愚痴をそのまま歌って貰っている感じで恐縮なのですが、0-9の作詞を担当しています。
ご覧になって下さった皆様ハジメマシテ!OPA(オパ)と申します。昔は「おぱおぱ」で活動してましたが、なんか名前にシマりがないのでOPAに変えました。名前に深い意味はありません。
音楽制作についてですが、自分はとにかくSONARマンです。Cakewalk時代からずっと使ってますのでもう体の一部になってまして乗り換えは不可能です。 これからもずっとSONARだと思います。どうでもいい話かもしれませんが、SONARは意外にMAでも使えます。あとは動画の切り貼りが簡単な編集とか出来たら100点なのですが。。
あ、ほんと曲作りに関係ないどうでもいい話スミマセン(><
では次へw
どういった経緯で「0-9(オーナイン)」を結成されたのでしょうか?
多分、僕がOPAさんのサイトを見つけて「作曲して! して!」と無理矢理に押し掛けたのがきっかけだったと思います。 その後にまずOPAさんが既に作曲していた作品に歌詞を付けて、その後に「忘却心中」が生まれました。
「0-9」と名前を決めたのは確かMEIKO3作目の「ヒトゲノム」からだったと思います。2作目をアップした後に、今後もこのペアで制作を続けるのは多分お互い明白な気持ちだったと思います。今後の為にも名前つけますか。的な(笑
お互いについてはどう思っていますか?
ジャニーズ系? 会ったこと無いから分かんないけど…
まさかなのですが、会った事がありません。ただ、元々住んでいた場所が近かった事もあり、とても親近感はあります。
そしてさらに"まさか"なのですが、お互いまだネット上で出会う前に、Asaki No'9さんが当時バイトをしていたガソリンスタンドが 自分の勤めていた会社のすぐそばでして、通勤の車の給油で知らぬうちに会っていた可能性が高いです。もちろん顔等覚えてはいないのですが。という事もあり、何かやはり「縁」を感じます!
詞先・曲先などありますが、0-9の制作スタイルはどのような感じでしょうか。
完全にではありませんが、ほぼ「詞先」です。まず詞のラフを書いてもらってそれに曲をつけていくうちに詞の構成をいれかえたり、歌詞の語尾を調整したりしながら完成に向かっていく感じですね。
ヒトゲノムのサビなどはまさに歌詞に引っぱってもらって出来た感じでした。
大抵は先に僕が自由詩を書いて、OPAさんに「今回はこんな感じで」と渡して。で、曲のジャンルやら構成やらを大まかに決めて、 OPAさんが仮曲を作って。で、出来た仮曲から自分が文字数を合わせて行って作詞して。最後の仕上げにOPAさんが作編曲を行う。という感じだと自分で勝手に思ってます。
「例えば明日、君が死ぬとしたら 今日のうちに何をしたい?」
*『忘却心中』の一節より
もちろん!今日のうちに明日以降に残る曲を書きたいです!と言い切りたいのですが、「明日」の何時頃なのかは重要ですね(笑
明日の「23:00」くらいなら今日のうちはまだ、缶チューハイ飲んでペットの小鳥と戯れていると思います(笑
逆に何もしたくない、という選択肢。
今回の作品『美しき代謝』とはどんな作品でしょうか。
自分の中では0-9は何でもやれる自由なフィールドってのがとても楽しいってのがありまして。 今までもいろんなジャンルを取り入れつつやってきましたが、まだ和風が無いなと。曲的にはそんな感じなのですが、やはりこの作品的には、
「前世の記憶が無いのは死への恐怖を与える為 」
「来世の予測が無いのは希望の糧を与える為」
この曲はこの部分の詞に尽きると思ってます。この一文は0-9の作風ど真ん中ストライクのセンスで書かれていると感じてまして 歌詞を最初見た時にメチャクチャテンションがあがりました!まとめるとやはり今回の作品も「哲学」だと思います。
歌詞を読んで貰えれば分かるくらいストレートに書いたので、是非じっくりと読んでみてください。あとショートストーリーも公開する予定なので、そちらの方も合わせて読んでください。
ショートストーリーへ >>
"0-9らしい和風"を出すために工夫した点を教えてください。
自分のポリシーとして「どのような曲調でも"迫力"を出す」というのがありまして。ロックやダンサブルな曲調ならもちろんですが、バラードなどでも心に訴える"迫力"を出せる様、試行錯誤を繰り返しております。
今回の作品もただの「和風」の枠におさまってしまわない様、"迫力"を意識して作成しましたので、その辺を感じていただければ嬉しいです!
あと、和風と全っ然関係ないですが最後まで我慢に我慢してきた「リードギター」がとうとう我慢しきれずに最後の間奏で前に出ました。ちょっとした茶目っ気と微笑んでいただければ幸いです(笑
歌詞は何から着想を得て制作されたのでしょうか?
頭の中で、ずっと「美しき代謝」という単語が引っ掛かっていて。始めは特に気にすることなく過していたんですけど、様々な単語が頭に過ってはその単語をノートに書き留めていて。 それを何度か繰り返しているうちに、その単語が詩になっていた。って感じです。
MEIKOを使い続けている理由は?
特にメイコにこだわっている訳では無いのですが、0-9のイメージにはやはり良く合っていて詞のイメージを説得力ある声質で歌えるという事が大きいです。
ボーカロイドが流行る前に「面白そう」と思って買った時は正直「失敗したかもしれない」と思ったのも事実ですが、今では大分扱いにも慣れて愛着が沸いてきました。
今のMEIKOの存在は「びっくりするくらいカッコつけて書いた」とすれば「0-9」 の 「-」の部分として、自分の頭文字「0」とAsaki No'9さんの最後の文字「9」を繋ぐ「-」がMEIKOなんだと思います。
……と
いや、ホント偉そうに書きすぎました。スミマセン。忘れてください(笑
今後の活動予定を教えてください。
SEGA様の「ProjectDIVA extend」に忘却心中がリズムゲームとして収録されておりますので興味のある方は是非プレイしてみて下さい!
楽曲公開に合わせて、恒例の「美しき代謝」/ショートストーリーもアップ予定です。1度曲を聴いた後、ショートストーリーを読んでもう一度聴くと違った感覚で2度楽しめるかもしれません!
個人的な宣伝で申し訳ないのですが、Asaki No'9名義で初の小説を発売することになりました。 タイトルは 「製造業と道徳の樹海」です。11月中旬に発売される予定ですが、既にインターネットでは予約が開始されているので、是非ともよろしくお願いします!
最後に、皆様へメッセージをお願い致します。
もうすでにOPAさんとは「2012年のMEIKO生誕祭どうするよ?」 みたいな話を冗談交じりに話してます。発表する回数は少ないかもしれないですが、 その分、すごく濃い楽曲を自分たちなりに後悔ないように作って行っています。自分たちの音楽を分かってくれる人、聴いてくれている人が居る限り0-9は進化し続けます。 今後も意味不明な歌詞を書き続けると思いますが、よろしくお願いします!ポイしないでくださいw
気が早いですが、次回作はハードでロックな1曲を予定しています(OPA独断で勝手にですがw
頑張ってギター練習しておきますのでお楽しみに!
OPAさん、Asaki No'9さん、ありがとうございました!